アコムの解約方法/利用が終わったら解約の必要はあるのか?
アコムを解約したいものの、手順がわからず困っていませんか?
アコムの解約を受け付けている窓口を知りたい、解約証明書を手に入れる方法がわからないなど、疑問を抱えている方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、アコムの解約方法や解約証明書の入手方法、そしてアコムの解約をするメリット・デメリットといった、解約関連の情報をまとめます。
最後まで読めば、アコムの解約をスムーズに進められるようになるので、参考にしてください。
アコムを解約する2つの方法
アコムの解約方法は、以下の2つが存在します。
- 電話「アコム総合カードローンデスク」
- 店頭窓口(自動契約機(むじんくん)、店頭窓口)
アコムはインターネット上から契約できますが、解約はインターネットから行えません。
電話と店頭窓口における、解約関連の情報を以下のリストにまとめました。
|
電話 |
店頭窓口(店頭窓口、自動契約機(むじんくん)) |
---|---|---|
来店 |
不要 |
必要 |
時間 |
平日9:00〜18:00 |
|
残債務 |
振込 |
その場で支払 |
見ての通り、電話窓口なら来店の手間がかからなかったり、残債を用意する必要がなかったりと、より手軽に解約可能です。
注意したいのは、解約を受け付けている時間は平日のみ・夕方の18時には受付を終了してしまうことでしょう。
各解約窓口での手続きの流れや知っておきたい情報を、解説します。
電話「アコム総合カードローンデスク」で解約
アコムは、電話窓口「アコム総合カードローンデスク」からすぐに解約可能です。
電話番号は、以下の通りとなっています。
- 電話番号…0120-629-215
- 受付時間…平日9時〜18時
会員向けの各種問い合わせ窓口と共通なので、以前別の用事で電話をかけたことがある方もいるでしょう。
アコムを電話窓口から解約する場合の手順は、以下の4つを順番に進めれば完了します。
- 事前に借入残高の返済を終える
- ローンカードや本人確認書類を用意して、電話をかける
- 受付時間内に電話をかけ、「アコムを解約したい」と申し出る
- 手続きを進め、ローンカードの返却方法や解約証明書の受け取り方法を選択して解約完了
解約手続きにおいて、カードの返却方法や解約証明書の受け取り方法を聞かれるので、以下の2択から好きな方を選びましょう。
- 郵送
- 店頭窓口
なお解約証明書は、不要ならもらわずに解約することもできます。
すべての手続きが終われば、アコムの解約は完了です。
店頭窓口で解約
アコムは、店頭窓口を利用して解約することもできます。
アコムにはたくさんの店舗がありますが、店頭窓口を用意している店舗は限られるので、事前にどこで解約できるかを必ず確認しておきましょう。
アコム公式サイトや、専用アプリ「アコムナビ」を利用すれば、店頭窓口がある店舗を確認できます。
店頭に持っていく必要があるものは、以下の2点です。
- 運転免許証等の本人確認書類
- アコムのローンカード
以下の3つの手順を進めて、アコムを解約しましょう。
- 窓口で「解約したい」と申し出て、ローンカードや本人確認書類を指示に従って提出
- 借入残高があったらその場で支払って、ローンカードを返却
- 必要に応じて解約証明書を受け取り、解約完了
店頭窓口だと、その場で手続きを全て完結させることができますが、店頭へ足を運ぶ時間と手間がかかるので、忙しい方は電話での解約がおすすめです。
自動契約機(むじんくん)で解約
アコムは、自動契約機(むじんくん)を利用して解約することもできます。
自動契約機(むじんくん)で解約する際は、以下の4つの手順を順番に進めましょう。
- 事前に振込などで借入残高を返済しておき、ローンカード持参で自動契約機(むじんくん)へ足を運ぶ
- 自動契約機(むじんくん)の会員向けメニューから「お問い合わせ・ご相談」ボタンをタッチし、備え付けられている電話を取る
- 解約を申請し、口頭で手続きをする(解約証明書の取得方法やカードの返却方法も説明)
- 解約完了
自動契約機(むじんくん)で解約する場合は、備え付けの電話での手続きとなるので、ほとんど自分で電話をかけて解約するのと変わりません。
自動契約機(むじんくん)に足を運ぶ手間がかかってしまうので、手間を省きたい方は自宅等で直接電話をかけたほうが良いでしょう。
解約の際の注意点
解約証明書を受け取るにあたっての、解約時の注意点は、アコムの解約証明書は「残高0円」となっている残高証明書であることです。
具体的な解約証明書でなく、残高がないことの証明となっているので、ご注意ください。
後から他社でローンを組むときは、残高証明書よりも明確なカードローン解約の証明書の方が有利となるケースもあります。
なお、解約時に書類を発行するのを忘れてしまった場合は、アコム総合カードローンデスクへ問い合わせて、書類を発行してもらえないかどうか確認してみてください。
解約証明書発行までの流れ
今後の生活において、カードローンを解約した証明書が必要になるケースもあるでしょう。
アコムでは、解約時に「解約証明書」を受け取ることができます。
以下の5つの手順を進めていけば、解約完了と合わせて解約証明書を発行してもらえるしくみです。
- 電話or窓口来店
- 解約を伝える
- 本人確認
- カードの返却
- 解約証明書の発行
解約証明書とは
解約証明書は、その名の通りカードローンなどの解約を証明する書類のことです。
解約証明書があると、「お金を現在借りていない」という証明になります。
自動車や住宅などのローンを組む時は、解約証明書の提出を求められることがあるので、今すぐ使わないとしても、解約時には念のため解約証明書をもらっておくと安心でしょう。
ここからは、アコムでの解約証明書発行の流れについて解説します。
解約証明書が必要な方は、チェックしておきましょう。
3アコムの解約に関する7つの質問
アコムを解約するにあたって、わからないことがたくさんあるのではないでしょうか。
そこでここからは、アコムの解約に関連した、以下の7つの質問に答えていきます。
- 解約のメリット・デメリット
- 無利息キャッシングのみ利用して解約しても問題ないのか
- 硬貨の返済方法
- 解約せず放置していても問題ない?
- 再契約は可能?
- 解約の書類が自宅へ郵送されることはある?
- 一度も利用せずに解約してもOK?
最後まで読めば、アコムの解約に関する疑問をしっかり解消できるので、チェックしてみてください。
アコムを解約するメリットは、主に他社のローンを申し込みやすくなることです。
複数社からローンを利用していると、新しいローンに加入しづらくなりますが、アコムを解約すれば加入しやすくなるでしょう。
反対にアコムを解約するデメリットとして考えられるのは、当然ですが今後はアコムのカードローンですぐに借り入れができなくなることです。
他にもカードローンを使っているなら問題ないかもしれませんが、アコム以外と契約していなかった場合は、突然高額な出費が発生した時などに対応できなくなります。
アコム解約時は、メリットとデメリットを踏まえつつ、本当に解約してしまって大丈夫かじっくり考えましょう。
アコムの金利0キャッシングにだけ利用して、そのまま解約することもできます。
アコムでは、「初めての契約+35日ごとの返済期日設定」という条件を満たしていれば、契約翌日から30日間は金利が0円となります。
使ってみてあまり自分に合わなかった場合などは、解約してしまってもかまいません。
ただし、契約から時間を空けずに解約すると、今後他社も含めて、カードローンを新しく申し込む際は不利になる可能性があるのでご注意ください。
できれば短期解約はせず、半年〜1年以上は使い続けてから解約したほうが良いでしょう。
アコムの解約にあたり、硬貨分(999円未満)の返済が残っている場合は、以下の2つのうちいずれかのATMを利用して返済しましょう。
- アコムのATM
- 三菱UFJ銀行のATM
その他のコンビニATMや提携ATMでは、硬貨を取り扱っていません。
アコムの場合は全国にあるアコムのATMからすぐに硬貨の返済ができるので、心配はないでしょう。
なおアコムを店頭で解約する場合は、窓口で借り入れ残高を支払えるので、硬貨も含めて持ち込めば簡単です。
利用せずに契約したままのカードローンは、とくに困っていないなら解約する必要はありません。
突然お金が必要になった時にすぐ対応できるメリットがあるので、今後に備えて契約したままにしておくのも良いでしょう。
ただし、今後新しくローンを組む場合は、アコムなどのカードローンを利用していることが不利になるケースもあります。
ローンを組む予定の方は、一旦使っていないカードローンを解約してしまうことをおすすめします。
アコムは、一度解約したとしても後から再契約可能です。
不要になったため一旦解約したとして、今後またアコムを利用したくなったら、再契約しましょう。
ただし再契約で注意したいのは、再契約を申し込んだら、合わせてまた審査が行われることです。
審査結果によっては再契約ができず、借り入れができないかもしれません。
今後またアコムを利用する可能性が高いなら、使っていないとしても解約せず、そのままにしておくのもおすすめです。
アコムを解約した際に書類が送られてくるかどうかは、人それぞれとなります。
基本的に契約に関する書類はデータとしてパソコンで管理されているため、解約時に契約に関連した書類などは送られてこないケースがほとんどとなります。
送られてくる書類として考えられるのは、解約時に郵送での送付を申請した「解約証明書(残高証明書)」です。
解約証明書を郵送で受け取りたくない場合は、アコムの店頭窓口へ足を運んで受け取るようにしましょう。
アコムは、一度も利用せずに解約することもできます。
基本的に使っていないカードローンをそのまま解約しても問題はありませんが、今後他社も含めてカードローンなどを申し込む際は、審査時に不利に働く可能性もあります。
一度も利用してくれないような人に対してカードを発行しても、これまでと同じように、結局最後まで使ってくれない可能性があるためです。
カードローンを今後使う可能性があるなら、できれば解約前に、何度か使っておいたほうが良いでしょう。
アコムの解約まとめ
今回は、アコムの解約方法や解約証明書の発行方法、そしてアコムの解約に関する知っておきたい情報を解説しました。
最後に、記事の要点を3つにまとめます。
- アコムの解約は、電話窓口か店頭窓口、または自動契約機(むじんくん)で行える
- アコムを解約する際は、店頭か郵送で解約証明書を受け取れる
- アコムを解約しても再契約可能だが、再契約時には審査が行われる
アコムは、電話を利用すれば時間・手間をかけずにすぐ解約可能です。
アコムの解約を考えている方は、今回の解説を参考に、手続きをスムーズに進めてみてください。